子育てをしていて
「何か一つでも夢中になれるものを見つけてほしい」
と思ったことはありませんか?
さかなクンや大谷翔平選手など、努力と思わないほど何かに夢中に打ち込めるものがある人って素敵ですよね!
そんなものが自分の子どもにも見つかればいいなーと産まれたばかりの我が子を見て思っていました。
現在。私の4歳の息子には、夢中になっているものがたくさんあります。
恐竜、ロボット、妖怪、怪物…
ちょっと偏ってる?(笑)
でも、こんなにも好きなものがあるということが、私にはとても嬉しいんです。

ねぇママ、ティラノサウルスって肉食恐竜なんだよ!
このロボットにはモーターがついてるんだよ!
そんな言葉、いつ覚えたの?とビックリさせられる毎日です。
大人からするとただのおもちゃかもしれないけど、息子にとっては“探究の対象”。
彼なりに学び、想像し、組み合わせ、世界を広げている最中なのです。
👍夢中になるものがあるメリット
大人になっても、「好きなことを見つける」「何かに熱中できる」ってすごく大事ですよね。
私は子どもにも同じことが言えると思っています。
夢中になることには、こんな良いことがあると感じています。
• 集中力がつく
•自信につながる
・感情を表現する手段になる
・語彙のバリエーションが広がる
・「もっと知りたい!」という学びの原動力になる
大人も好きなことをしている時ってあっという間に時間が過ぎますよね。
ついつい子どもには時間を制限してしまうのですが(ご飯の時間とかお風呂に時間とか…しょうがないですよね😭)
お休みの時や時間に余裕のある時はひと段落つくまで見守ることにしています。
そもそも小学校低学年くらいまでの子どもの集中力は、
「年齢×1分」あるいは「年齢+1分」といわれています。
3歳なら3~4分、4歳なら4~5分程度という計算です。
だからこそ、「これ好き!」「もっと知りたい!」となっている時間を大切にしてほしいので、そっと見守っています。
自信につながる
夢中で学んだことって人に話したくなるんですよね!
息子も恐竜や妖怪の知識をキラキラした目で教えてくれます。
そのときに気を付けているのは
「知らなかった〜!」といった反応をしてあげること。
すると「もっと教えてあげたい!」となるみたいでどんどん自分で調べるようになりました。
自身げに幼稚園でお友だちに教えてあげている姿もよく見かけます(興味がないお友だちは華麗にスルーしていますが(笑))
自信を持って話す姿はこちらも誇らしいです☺️
感情を表現する手段になる
息子は恐竜を好きになって、体全体を使ってコミュニケーションを取ることが増えた気がします。
わからない恐竜をこちらに説明するときに
「こう尻尾をブンブンさせたり、爪が2本で・・・」とお尻をフリフリしている姿はとても愛らしいです。
また、怒られた後には、恐竜に話しかけて自分を落ち着かせていたりと、
自分で自分の機嫌を取ることができるというのは、将来にも役立つのではないでしょうか。
語彙のバリエーションが広がる
冒頭にも書きましたが、これは本当に驚かされます。
2歳の頃から恐竜にハマっているのですが、砂場で遊んでるとき
「この石は、ヨウガンね!」
と言われたとき「?」と全然検討がつきませんでした。
後日「溶岩だったのか!」と気づいた時は本当に驚きました。
恐竜のおかげで、「火山」「マグマ」「氷河期」と2歳児の口から出るのが不思議な単語が飛び交う毎日に、日々驚いていました(笑)
夢中になるものがあると吸収がすごいですね!
「もっと知りたい!」という学びの原動力になる
学びって外からさせることってとても難しいと思うんです。
わたし自身、「勉強しなさい!」と言われてもやる気は全く起きませんでした😅
でも「好きだから知りたい!」「もっと詳しくなりたい!」
って思えることって最強だと思いませんか?☺️
この原動力をできるだけ長続きさせることがわたしの課題だと思っています。
親にできることって何だろう?
わたしが心がけているのは、
「すぐに否定しないこと」と「一緒に楽しむ姿勢」です。
例えば、怪物や妖怪にハマっている時期に「そんな怖いのやめてほしい…」と思ってしまうこともありました。
でも、よくよく話を聞いてみると、ただ怖いものが好きなのではなく、「どうやって倒すの?」「どうして妖怪になった?」と想像したり試行錯誤して遊んでいたんです。
「面白いね」「ママはこんな風に思うよ」と言葉を返すことで、会話も広がりました。
一緒に図鑑を見たり、YouTubeを一緒に見たり。親が少し興味を持つだけで、子どもの世界はもっと豊かになるんだと気づきました。
興味は変わってもいい
今は恐竜やロボットに夢中だけど、来年はまったく違うものに夢中かもしれません。
それでいいと思っています。
大事なのは、「何かに夢中になれる自分」を知ること。
その繰り返しが、きっと将来、「好きなことに向かって頑張れる子」につながっていくのだと思います。
最後に:親も一緒に楽しもう
「夢中になれる子を育てる」と言うと、何か特別な習い事をさせたり、教材を買い与えたりしないといけない気がしてしまうかもしれません。
でも、実はそんなに難しいことじゃないと私は思っています。
そんなちょっとした親の姿勢が、子どもの好奇心に火をつけ、心を育てていくんだと思います。
これからも、息子が「夢中になれるもの」とたくさん出会えますように。
その姿を、そばで見守っていけたら嬉しいです。
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